【最新情報】タレブの新刊はいつ出る?経歴や過去の著作も紹介

今回は、ブラックスワンで有名なナシームニコラスタレブの経歴や新刊情報について解説します。

ナシームニコラスタレブの経歴

 

名前 ナシーム・ニコラス・タレブ
(Nassim Nicholas Taleb)
年齢 63歳(1960年生まれ)
出身地 レバノン(現在はアメリカ在住)
出身校 ペンシルバニア大学ウォールトンスクール、パリ大学
職業 作家、大学教授、元デリバティブ・トレーダー
著作 『Dynamic Hedging』1997年
『まぐれ』2001年
『ブラック・スワン』2007年
『ブラック・スワンの箴言』2010年
『反脆弱性』2012年
『身銭を切れ』2017年
『Statistical Consequences of Fat Tails』2020年

ナシーム・ニコラス・タレブは、レバノン系アメリカ人の作家・大学教授・思想家・元トレーダー。

ベストセラーの著書『ブラックスワン』で、金融危機を警告し(直接的には言及されていない)、その後リーマンショックが起きたことで”リーマンショックを予想した人”として有名になりました。

幼少期~大学時代

レバノンのアミュンで生まれ、レバノン内戦によりタレブの家族は地位や富を失います。タレブの少年時代は反抗的だったようですが、その反面、読書好きでさまざまな古典を読んでいたそうです。パリ大学で科学の学士号と修士号を取り、ペンシルベニア大学のウォートン・スクールでMBAを取得。また、パリ大学(ドフィーヌ)で経営科学の博士号を取得。

トレーダー・ヘッジファンド時代

1987年のブラックマンデーで4000万ドルの利益を上げ、経済的自由を手に入れたタレブは、その後UBSの取締役兼専任トレーダーを務めるなど、さまざまな職を経験しました。

トレーダーを引退後は、Empirica Capitalというヘッジファンドを設立し、2000年から2001年のドットコムバブル大暴落で大きな利益を得たそうです。

~現在

しかし、喉頭癌を患ったことで、2004年にはヘッジファンドの活動を終え、文筆業と研究に専念するようになります。

2007年以降は、かつてのパートナーであるMark Spitznagelが創設したUniversa Investmentsのアドバイザーを務めています。Universa Investmentsでは、リーマンショックが起きた2008年10月に65%~115%の利益を生みだし、この成功によりタレブは世界的な有名人となりました。

2020年には、同じくタレブが助言するヘッジファンUniversa Investmentsで+3,612%という驚異的なパフォーマンスを上げ話題となっています。

この際、タレブは「コロナのようなパンデミックは予測可能であり、ヘッジしなかった投資家は急激な損失で代償を払った」とコメントしています。なんともタレブらしいコメントですね。笑

ナシームニコラスタレブの新刊はいつ出る?

次はタレブの新刊がいつ出るのかを見ていきます。

2022年11月に以下のようなツイートをしているので、近々新刊が発表されるかもしれません。

新刊のタイトルは『Fallacies』(誤謬)

【日本語訳】
新しい本は思っていたよりもかなり一般的なものになりつつあります。 新しいタイトルは「誤謬」です。
丁寧な表現で、「2018年から2023年の積極的な誤情報撃退ミッションの回想」という意味です。
「2018年から2023年の積極的な誤情報撃退ミッションの回想」がテーマと言うことなので、コロナの話題が出てくるのでしょうか?
英語版が出版された2,3年後に日本語版が出版されることが多いので、日本語版が手に入るまでには少なくともあと2,3年は待つことになりそうですね。

ナシームニコラスタレブの過去の著作

『Dynamic Hedging: Managing Vanilla and Exotic Options』1997年
※日本語訳版はありません。

『まぐれ:投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか 』2001年

『ブラック・スワン:不確実性とリスクの本質』2007年

『強さと脆さ:ブラック・スワンにどう備えるか』2010年
※ブラックスワンの第2版に追加されたエッセイをまとめたもの

『ブラック・スワンの箴言:合理的思考の罠を嗤う392の言葉』2010年

『反脆弱性:不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』2012年

『身銭を切れ:「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質』2017年

『Statistical Consequences Of Fat Tails: Real World Preasymptotics,Epistemology,and Applications』2020年
※日本語訳版はありませんが、実質的にはこの本がタレブの新刊です。

まとめ

タレブは、自身の哲学・思想を上手く実世界に落とし込んでおり、正に実践哲学者という言葉が相応しいような人物です。

タレブの著作は、タレブ自身の哲学・思想を凝縮した濃い内容ですが、本当に読む価値があるので是非手に取ってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。