オプション取引はいくらから始められる?最低金額の目安を解説

この記事を読んでいるあなたは、

  • オプション取引はいくらから始められる?
  • オプション取引は少額でもできるの?
  • オプション取引の最低金額は?

上記のように考えているかもしれません。

今回は、そんなあなたに向けて「オプション取引はいくらから始められるのか、少額でも可能か、最低投資金額」などをわかりやすく解説したいと思います。

オプション取引とは

まずは簡単にオプション取引についてわかりやすく解説します。知っている方は読み飛ばしてください。

オプション取引とは、

あらかじめ定められた期日(満期日)までに
②ある商品(原資産)を
③あらかじめ決められた価格(権利行使価格)で
④売買できる権利

を売買することをいいます。

 

具体的な例を挙げてみましょう。

〈例〉1ヶ月後に現在1000円のA社株が1200円に上がっていると予想した場合のオプション戦略。

①1ヶ月後に
②A社株を
③1000円で
④買える権利

を50円で買うという方法が考えられます(このような取引はコールの買いと言う)。

そして実際にこのオプションを購入して、A社株が思惑通り1200円に上がったとしましょう。
この場合、本来1200円でないと買えないA社株が1000円で買えるわけですから200円儲かります。そして、「買える権利」の購入代金の50円を差し引いても150円の利益が出ます。
もし、思惑が外れ800円まで下落してしまった場合、”買う権利を使わない”という選択を取れば損失は「買える権利」の購入代金50円で済みます。つまり、損失は限定されているというわけです。

これでなんとなく理解していただけたでしょうか。

詳しくはこちらの記事で解説しているので興味のある方は確認してください。

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オプション取引はいくらから始められる?

今回は、オプションの「買い」場合で、翌月が限月のオプションで考えてみます。

日本225オプションの場合

日経225オプションでインザマネーになる可能性がそれなりの権利行使価格のオプション料は、最低でも100円はします。日経225オプションは、1000単位の取引であるため、100円×1000=10万円は最低限必要です。

ただ、日経225オプションミニであれば、100単位取引なので1/10の1万円程あればオプション取引が始められます。

日経225オプション[チャート・価格一覧・ニュース] – みんかぶ(先物) (minkabu.jp)

米国株オプションの場合

米国株オプションは、日経225オプションとは異なり米国株全体のオプション取引の総称です。

日経225オプションのような指数オプションだけでなくアップルやコカ・コーラのような個別株にも対応しています。
そのため、選択肢は広く上手く使えばオプション価格は抑えられます。

例えば、コカ・コーラのオプションで一番安いものは、たったの2セントです。仮にこの2セントのオプションを買った場合、2セント×100=2ドルです。※米国株オプションは100単位です。

つまり、米国株オプションでは、2ドルもあればオプション取引が始められます。

一番下の権利行使価格67ドルのコールオプション価格が2セントです。

オプション取引を少額で始める方法

オプション取引を少額で始める方法は、先ほど紹介した米国株オプションを用いる方法です。米国株オプションであれば、たった数百円で始めることができます。

最初は、できるだけ取引を重ねた方がオプション取引の理解にも繋がるため、トライできる回数が多い方が絶対に良いです。

日経225オプションのように1取引当たり最低10万円必要だとトライできる回数は自ずと少なくなってしまいます。ですので、最初は何回でもトライできる米国株オプションがおすすめです。

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オプション取引はいくらから始めるのがいい?

資産額とリスク許容度によって「いくらから始めるべきか?」に対する答えは変わってきます。

ただ、共通して言えるのは、できる限り最初から大きい金額で始めるのはやめておくのが無難です。オプション取引は、デリバティブ(金融派生商品)の一種で一般的な金融商品に比べて複雑です。

理解してしまえば意外と単純だと感じることもありますが、いきなり大きい金額で始めてしまうのはナンセンスでしょう。

あなたにとって損しても構わないと思える金額から始めてみるべきだと思います。

オプション取引におすすめの証券会社

日経225オプション|おすすめの証券会社

おすすめの日経225オプション取扱い証券会社は、SBI証券です。

【SBI証券がおすすめの3つの理由】

  • 日経225ミニオプションも取扱い
  • 日本株の個別株オプションの取扱いがある
  • 手数料が業界最安値水準

米国株オプション|おすすめの証券会社

おすすめの米国株オプション取扱い証券会社は、ウィブル証券です。

【ウィブル証券がおすすめの3つの理由】

  • 米国株オプションの取扱がある(日本に3社のみ)
  • 取引アプリが高機能で使いやすい
  • 取引手数料が業界最安値水準

他にもサクソバンク証券とIB証券では米国株オプションの取扱いがあるため、どの証券会社がいいか気になる方はこちらの記事を参考にしてください。

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まとめ

今回は、オプション取引がいくらから始められるかについて解説しました。

米国株オプションを用いることで、オプション取引が数百円単位から始めることができることを分かっていただけたでしょうか。最近は、外資系の新しい証券会社が次々に日本に上陸してきているので、日本での投資の”オプション”も豊かになってきています。

是非、オプション取引に挑戦してみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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