この記事をご覧になっている方は
「IB証券はどうやって口座開設したらいい?」「全然わからなくてきちんとできるか不安…」
と悩んでおられるのではないでしょうか。
IB証券は、オンライン申請で、口座開設できるネット証券です。
とはいえ、英語での情報が大半で、日本語の情報が少なく、不安を感じている方も多いと思います。
また、口座開設の際につまずきやすいポイントもいくつかあり、途中で断念してしまう可能性もあります。
この記事では、実際にオンライン申請で口座開設した私が、IB証券で口座開設する手順や取引開始までの日数、手続きの注意点までまとめました。
無事口座開設までたどり着けますので、順に読み進めてください。
IB証券での口座開設の流れ【9ステップ】
【手順1】必要なものを確認
- 以下の4点が必須です。
- パソコン(フォーム入力用)
- メールアドレス
- スマートフォン(電話機能有り&QRコードを読み取るアプリがダウンロード済み)
- マイナンバーカード
申し込みを中断して途中で準備しようとすると、再開に失敗して挫折してしまうことがあるので要注意です。
特に、スマートフォンでは、SMSを受け取るのと、QRコードを読み取る必要があります。
【手順2】公式サイトから申し込み
まずは、公式サイトにパソコンからアクセスし、右上の口座開設ボタンをクリックします。
入力事項が大変多いので、パソコンでの申し込みをお勧めします。
【手順3】メールアドレスを登録・承認
フォームに従って、メールアドレスを登録しましょう。
登録すると、メールアドレスの承認を要請するメールが届きます。
「メールアドレスを承認」と書いてある青いボタンをクリックするだけでOKです。
【手順4】個人情報を入力(その1)
クリックすると、フォームの入力が始まります。
最初に注意するのは、姓名の入力です。
この画面をご覧ください。
(漢字入力)と書いてあるにも関わらず、英語で入力しなければエラーとなります。
ちょっとシュールな画面ですね。
次に、つまずく可能性があるのは、住所です。
一見、日本語入力のように見えますが、英語で入力してください。
さらに、住所1行目に郵便番号と書いてありますが、これは無視です。
市より細かい住所を英語で入力してください。
さらに、つまずく可能性があるのが、個人情報の項目です。
マイナンバーカードについての質問。
「いいえ」で回答しても次に進めます。
しかし、最終的にマイナンバーカードを求められることになり、ややこしくなります。
ここは「はい」と回答できるように準備しておきましょう。
なお、フォームを入力していくと、最後に、「秘密の質問」を入力する場所がありますが、回答は英語で入力しなければなりませんので、ご注意を。
【手順5】携帯電話番号を承認
一通りフォーム入力を終えると、携帯電話番号の承認を求められます。
電話番号を入力して、確認コードを携帯電話に送ってもらいましょう。
送ってもらった確認コードをフォームに入力すれば、承認完了です。
【手順6】個人情報を入力(その2)
電話番号の承認が終われば、次に進みます。
マイナンバーカード の情報入力です。
必要項目という謎のボックスがありますが、ここは、マイナンバーを入力してください。
投資経験を入力するフォームには注目です。
レベルに合わせて、オプション戦略で取ることのできるポジションを選択することができます。
日本の証券会社で、ここまで丁寧にリスク管理をしてくれるところはないのではないでしょうか。
ハイリスクなイメージのあるアメリカの証券会社ですが、実は、リスク管理に関しては、日本の証券会社より親切な印象があります。
一通り入力が終わると、「電子的に署名してください」という入力欄が最後に出てきます。
一瞬、カードリーダーでマイナンバーカードを読み込むのかと思ってしまいますが、違います。
単純に、氏名を英語で入力すればOKです。
【手順7】必要書類をアップロードする
以上の手続きが終われば、追加で必要な内容が表示されます。
「質問にお答えください」という項目は、場合によっては表示されません。
もし、「質問にお答えください」という必要項目が表示されたら、今まで入力した内容に不自然な点があったことになります。
詳しい回答をしましょう。
誰でも必要になるのが「ご本人様及び住所の確認」という項目です。
クリックすると、QRコードが表示されます。
これをスマートフォンで読み込みます。
すると、次のようなマイナンバーカードを確認するwebアプリが起動します。
マイナンバーカード を準備して、開始しましょう。
様々な角度からマイナンバーカードを撮影することを指示されます。
3分くらいかかると思います。
完了すれば、あとは、AIまたは人力によってチェックが行われ、当日か、遅くとも数日以内に、チェックが完了します。
チェックが完了すれば、いよいよ最終ステップです。
【手順8】郵送で住所確認手続を行う
チェック完了から数日すると、住所確認のためのハガキが書留で届きます。
留守だと受け取れないので注意してください。
無事受け取れば、口座開設自体は完了です。
【手順9】口座開設完了
口座開設完了後の取引画面です。
ラインナップに注目してください。
- 現物株式
- 株式オプション
- 先物オプション
- 新株予約権付社債
- CFD
- 投資信託
- 社債、国債
- 商品
- FX
- 仮想通貨
が全て取引できるようになります。
さすが、プロ向けの証券会社です。
逆に言えば、初心者にはハードルが高いかもしれません。
腕に自信のある方は、ぜひ、試してみてください。
100万円を預ければ、取引をスタートできます。
入金に関するリマインダーのメールが届くので、クリックして入金手続きに進んでください。
まとめ
IB証券の口座開設、なかなかハードルが高かったかもしれません。
手続きに必要な日数は、最短で1週間、長くても2週間くらいです。
しかし、入力する情報や提出書類、本人確認手続きはどれも必要な内容であり、理不尽さは感じません。
こういうものだと、受け入れましょう。
この記事をしっかり読んで、挫折しないためのポイントを押さえてから申請すれば、問題なしです。
実際に、私も10日くらいで口座開設できました。
興味のある方は、ぜひ、口座開設にチャレンジしてみてください。