【2025年最新】SBI株オプションの評判は?メリット・デメリットも徹底解説

この記事を読んでいるあなたは、

  • SBI株オプションってなに?
  • SBI株オプションの評判はどうなの?
  • オプション取引のメリット・デメリットは?

上記のように考えているかもしれません。

今回は、そんなあなたに向けて「SBI株オプションの評判、メリット・デメリット」などをお伝えしていきます。

SBI株オプションとは

SBI株オプションには大きく分けて4つの取引方法があります。

  • コール:株価上昇で利益を得る
  • プット:株価下落で利益を得る
  • ターゲットバイ:株価が上昇しても下落してもオプション・プレミアムを受け取ることができる。
    (※ターゲット価格を下回った場合、お客さまは権利行使価格で対象銘柄を購入する必要がある)
  • ターゲットセル:株価が上昇しても下落してもオプション・プレミアムを受け取ることができる
    (※ターゲット価格を上回った場合、お客さまは権利行使価格で対象銘柄を売却する必要がある)
SBI株オプションの取引方法の整理
コールコールの買い
プットプットの買い
ターゲットバイプットの売り
ターゲットセルコールの売り

SBI株オプションの4つの取引方法

コール

SBI株オプションのコール(買い)とは、「株式の値上がりを予想」した場合に用いる取引方法です。

【ターゲット価格を上回った場合】
ターゲット価格と評価日の終値の差額を受け取ることができます(利益)。利益からプレミアムを引いた金額が実質的な利益となります。

【ターゲット価格を下回った場合】
差額は受け取ることができません。損失はプレミアムに限定されます。

プット

SBI株オプションのプット(買い)とは、「株式の値下がりを予想」した場合に用いる取引方法です。

【ターゲット価格を上回った場合】
差額は受け取ることができません。損失はプレミアムに限定されます。


【ターゲット価格を下回った場合】
ターゲット価格と評価日の終値の差額を受け取ることができます(利益)。利益からプレミアムを引いた金額が実質的な利益となります。

ターゲットバイ

SBI株オプションのターゲットバイ(プットの売り)とは、「株式の小幅な上昇を予想」した場合に用いる取引方法です。
株価の上昇・下落に関わらずオプション・プレミアムを受け取ることができます。

【利行使価格以上となった場合】
対象銘柄を購入することなくプレミアムのみを受領。

【権利行使価格を下回った場合】
お客さまは権利行使価格で対象銘柄を購入する必要があります。(プレミアムは受領できる)
実際の株価よりも高い価格で購入しなければならないため、実質的には損失が発生することになります。

ターゲットセル

SBI株オプションのターゲットセル(コールの売り)とは、「株式の小幅な下落を予想」した場合に用いる取引方法です。
株価の上昇・下落に関わらずオプション・プレミアムを受け取ることができます。

【権利行使価格を上回った場合】
お客さまは権利行使価格で対象銘柄を売却する必要があります。(プレミアムは受領できる)
実際の株価よりも安い価格で売却しなければならないため、実質的には損失が発生することになります。

【利行使価格以下となった場合】
対象銘柄を売却することなくプレミアムのみを受領。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

SBI株オプションの概要

対象18歳以上75歳未満。

※ターゲットバイは信用取引口座、FX株券担保サービスを申し込んでいる方は利用不可
※ターゲットセルは信用取引口座、貸株サービス、FX株券担保サービス、証券担保ローンを申し込んでいる方は利用不可

手数料無料 ※コール、プットの場合はオプションプレミアムが必要。
注文受付時間夜間注文:前営業日の20:30~約定日の8:30
立会時間注文:約定日の9:00~14:30※約定日当日1:00~4:00頃はサービス時間外となります(処理状況によって前後する可能性がございます)
約定タイミング夜間注文:前場寄付時(始値)
立会時間注文:大引け時(終値)
評価日原則、決済日の2営業日前
判定タイミング評価日の終値で判定
対象銘柄国内金融商品取引所上場銘柄で、SBI証券が選定した銘柄
利率SBI証券の計算モデルを利用して決定
オプション・プレミアム夜間注文:約定日の始値を基に算出
日中注文:約定日の終値を基に算出ターゲットバイ、ターゲットセルは、SBI証券がお客さまにオプション・プレミアムを支払い
コール、プットは、お客さまがSBI証券にオプション・プレミアムを支払い
取引単位株式:100株単位
ETF・REIT:100口単位
取引期間原則として、約定日から評価日までの期間

SBI株オプションの対象銘柄

SBI株オプションの対象銘柄は、国内上場銘柄からSBI証券が選定した銘柄。

4種類の取引方法によって対象銘柄は異なりますが、それぞれ約1400銘柄が対象です。

個別株の他にも国内ETFの一部が対象銘柄となっています。

対象のETFの中には「日経225連動ETF、東証REIT指数連動ETF、iシェアーズS&P500米国ETF、MAXIS全世界株式ETF、WTI原油価格連動ETF」などREITや米国指数・原油関連のETFもあり、活用の幅はかなり広いと言えます。

個別株に関しては、大手企業株はほぼ網羅されており、一部の中小型株が株オプションの対象外になっています。

SBI株オプションのメリット

少額で取引でき、損失を限定できる

SBI株オプションのコール・プットであれば、損失はオプションプレミアムに限定されます。

このオプションプレミアムは安いもので約100円程ですので、最低でも1万円程必要な現物株に比べて非常に魅力的な点だと言えます。

また、損失は限定されているのに対して利益は理論上無限大であることもオプションの魅力だと言えます。

株価下落時でも利益を狙える

「プット」と「ターゲットセル」では株価下落時に利益を上げることができます。

プットであれば権利行使価格との差額分を利益として受け取ることができ、ターゲットセルでは株を売却せずにオプションプレミアムのみを貰うことが可能です。

信用取引の空売りのようなことが比較的手軽にできるので、興味のある方はぜひ挑戦してみましょう。

SBI株オプションのデメリット・注意点

コール・プットは1日で決済されてしまう

SBI株オプションのコール・プットは「1DAYオプション」であるため、約定日の翌営業日が評価日として設定されており、1日の値動きに対しての取引しかできません。

決算や大きなニュース等の発表で短期的に価格変動性が高まっている銘柄の取引には最適ですが、長期的な投資戦略の一環として取引には向いていません。

信用口座がある方はターゲットバイ・セルができない

ターゲットバイは、信用口座またはFX株券担保サービスを申込みしていると利用できません。

ターゲットセルは信用口座、FX株券担保サービス、貸株サービス、証券担保ローンのいずれかを申込みしていると利用できません

コールとプットに関しては縛りはありません。

例えば、信用取引をしている方は信用口座を廃止してからSBI株オプションの利用申し込みを行ってください。

流動性が低い

日本のかぶオプの流動性は低く、活発な取引がされていないため取引がうまく成立しないことも考えられます。

売買代金上位の銘柄や大手株であれば流動性リスクは少ないので、かぶオプを利用する場合はできるだけ流動性が高い銘柄を選ぶ必要があります。

各銘柄の流動性はこちらから確認できます。

かぶオプは寄付き時(朝9時)から流動性があるわけではなく、寄付き15分後から徐々に流動性が上がってきます。流動性が上がれば取引コストが下がることが多いので、この性質を上手く利用して取引を行いましょう。

反面、米国株市場のオプション取引は非常に活発で流動性も高いです。

例えば、テスラのオプション取引高が7000億ドル(約100兆円)を上回っていた時期もあるほど桁違いの取引量となっています。

日本からでも米国株オプションは取引可能ですので、気になる方はこちらの記事を参考にしてみてください。

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SBI株オプション以外のおすすめは?

moomoo証券のかぶオプ

moomoo証券は、2024年に日本市場に本格参入した新鋭ながら、手数料の安さ高機能なアプリ、そして豊富な取扱銘柄(229以上)で急速に注目を集めています

まだまだ知名度が低いですが、全世界で2500万人以上のユーザーがいる、いま投資×テクノロジーの分野で、世界をけん引する存在で、日本でもアプリのダウンロード数が、2024年に100万人を突破し、徐々に存在感を強めています。

moomoo証券の特徴

特に注目すべき強み
ポイント内容
📌 銘柄数の多さ約229銘柄
📌 手数料の安さ最低44円で業界最安水準
📌 スマホ完結アプリで発注・分析・損益確認まで可能
📌 ツールの見やすさオプション初心者にもわかりやすいUI設計

高機能な取引ツール

  • 取引ツールmoomooアプリ(スマートフォンおよびPC対応)

スマホ版

 

  • 多様な分析機能

    • オプションチェーンの表示

    • 損益シミュレーション

    • リアルタイムの市場データ など

スマホ版


moomoo証券の注意点

  • 成行注文不可成行注文が利用できない

  • 追証なし追加証拠金(追証)は発生しないので、リスク管理が必要

こんな人におすすめ!


 ① はじめて「かぶオプ」をやってみたい初心者
  • 理由:取引画面が直感的でわかりやすく、アプリ内で「オプションとは?」の学習コンテンツが充実

  • 🔰 こんな人に「株はやってるけど、オプションは初めて」という人


② コストを極限まで抑えたい人
  • 理由:最低手数料44円、約定代金の**0.055%**は国内最安水準。

💰 こんな人に「とにかく低コストで試したい」「頻繁に回転させる取引をしたい」人


 ③ 海外株式や米国オプションにも興味がある人
  • 理由:moomoo証券は、米国株オプションも同じアプリで簡単に取引可能。1銘柄で複数市場に対応できる。

🌐 こんな人に「米国株オプションにも挑戦してみたい」という意欲的な投資家


 あまり向かない人は?

タイプ理由
対面で相談しながらやりたい人オンライン完結型のため、対面サポートなし。しかしチャットで問い合わせ可能(返信はとても早いです)
すでにSBIや楽天で一元管理したい人投資口座が分散されることに抵抗がある場合
オプションの高度な戦略を多レッグで自動執行したい人IB証券のようなプロ仕様戦略ツールはまだ未対応

まとめ:こんな人はmoomoo証券で決まり!

初心者 → 操作しやすく、取引画面が見やすい
中級者 → 豊富な銘柄で自由度の高い戦略が組める
コスト重視 → 手数料が最安水準
スマホ派 → アプリだけで完結できる
米国株も視野に → 国内外でオプション取引ができる万能型

 

SBI株オプションの口コミ・評判

「良い」口コミ・評判

男性・40代
SBI株オプションのターゲットセルを注文したから、ターゲット価格より株価が下回れば株を持っているだけでお金が貰えるから結構いい。


男性・30代
プットならリスク抑えつつ利益を狙えるから重宝してる。ただ、1日だけっていうのが少し微妙。

「悪い」口コミ・評判

男性・50代
SBI株オプションが取引できるようになったらしいけど、「信用口座の方はSBI株オプションをお取引いただけません」とのことだから意味ない。見づらくなっただけだわ。
※コール・プットに関しては取引可能


男性・50代
SBI株オプションでターゲットバイをすると現金が拘束されるんだけど、資産表示に拘束されている分が計上されていないから純資産推移がわからなくなる。

信用口座を持っていると取引できない仕組みなのが嫌だというが多く見られました。コール・プットに関しては信用口座等を持っていても取引ができますが、現状SBI株オプションに関する情報が少ないため誤解している方も多い印象でした。

肯定的な口コミは少なかったので、まだまだ発展途上のサービスなのかもしれません。

その他の口コミには、オプション市場が成熟している米国株オプションを勧める意見も多かったです。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

SBI株オプションの始め方

まず、SBI証券で口座開設をしてください。

口座開設済みの方は以下の手順でSBI株オプションを始めてみましょう。

STEP1ホーム画面からSBI株オプションのページに飛ぶ(国内株式>SBI株オプション)。

 

STEP2赤丸内のどれでもいいのでクリック。今回は「コール銘柄」を選択してみます。

 

STEP3どの銘柄でもいいので右「コール」をクリック。

 

STEP4画面中央の「初回取引確認」をクリック。

 

STEP5このような質問項目が並んだページに飛ぶので、一つ一つ質問に答えてください。質問に答え終われば申し込み完了です。

 

SBI証券のQ&A

米国株オプションはSBI証券で取引できる?
米国株オプションは、SBI証券では取引できません。SBI証券で取引できるのは、日本の個別株オプション(SBI株オプション)と日経225オプションのみです。
米国株オプション取引が可能な証券会社は、moomoo(ムームー)証券、ウィブル証券、サクソバンク証券、IB証券の4社です。

証券会社名特徴公式HP

ウィブル証券
  • 操作性重視
  • Trading Viewとの連携
  • 高度なチャート機能
ウィブル証券公式
moomoo証券moomoo証券
  • コスパ重視
  • 手数料が業界最安水準
  • 豊富な分析ツール&キャンペーン
moomoo証券公式

サクソバンク証券
  • 経験者向き
  • 複雑なオプション戦略を、1クリックで組める
  • 円口座でも米ドル口座でも取引可能
サクソバンク証券公式

IB証券
  • プロ仕様
  • 超高度な取引ツール
  • API利用や自動売買が可能
IB証券公式

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まとめ

かぶオプの認知度は非常に低いですが、投資の選択肢を大きく広げてくれる魅力的な投資方法です

取り扱っている証券会社は少ないですが、大手ネット証券のSBI証券が取り扱いを始めたことでハードルが下がってきています。

普段からSBI証券を使っている人は見慣れた画面で取引ができるので、ぜひこの機会にSBI株オプションを始めてみてはいかがでしょうか?

>米国株オプションはウィブル証券

米国株オプションはウィブル証券

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